GOLDEN JORDAN　アンマン・ハッピー・ライフ

ヨルダンでは毎年3月から4月にかけて、ハムシーンという砂嵐が数日間おこります。
ハムシーンはエジプトからやってきます。

この季節以外は太陽が降り注ぐ晴天に恵まれ、
雲ひとつない青空が続く日が多いのですが、
ハムシーンが起こると何もかもが砂埃だらけで、
外を歩くと服も体もジャリジャリベタベタになります。

ハムシーンの中、Dead Sea Highwayを通って、
アンマンから南部の砂漠地帯を車で走行中（↓）

ハムシーンが激しくなるとこの通り、視界が３６０度ゼロです（↓）
車のヘッドライトをつけても何も見えない、路上の白線も全く見えません。
右下にかすかに、車線が見えますが、どこへ向かって走れば良いのか全くわからず、
高速走行中でも止まらざるを得ないです。
後ろから来る車がこないか、ハラハラします。

砂漠の中も砂嵐でドンヨリ、曇り色（↓） これは、まだ視界が開けているほうです。

そんなハムシーンの季節でも、晴れの日であれば、砂漠の中を走る高速道路の夜明けはこんなに幻想的（↓）

朝日が昇りはじめて、空が赤色に（↓）

そして、昇りはじめた太陽に反射する雲の波（↓）