ランチ@死海@Movenpick2009-11-01 04:50

死海沿岸はリゾートホテル数件と公共ビーチがあるのみですが、
観光開発は年々促進されています。

食事するにもホテルのレストランしかないのですが、
どのホテルも雰囲気もメニューもいいし、美味しいです。

今日のランチはMovenpick Hotel Dead Sea

ロビーはややアラビーな雰囲気(↓)


レストランも落ち着いてるし(↓)


ビュッフェのワゴンもアラビーなデザインでちょっと素敵(↓)


そして、ご飯よりも大事なスイーツ!(↓)


Movenpick Dead Seaも(Taybet Zamanみたいに)
昔の村の雰囲気を再現しています(↓)


ホテルの客室も昔の村風に(↓)


樹齢1400年のオリーブの木だそう(↓)

月夜のウンムカイスとゴラン高原2009-11-02 06:36

10月最後の週末、長雨で道もこんな状態の中(↓)
ヨルダン北部、シリア国境近くのローマ遺跡、
ウンムカイス(Umm Qais)に行きました。



でも、雨上がりのおかげで、こんな幻想的な風景に出会いました。
月夜に浮かぶウンムカイス遺跡(↓)


夕焼けに包まれる遺跡(↓)


雨上がりの静けさの中、佇む古代の列柱(↓)



ウンムカイスはかつてはガダラと呼ばれた都市。

聖書ではイエスが悪霊に取り付かれた2人の男性から、
悪霊を豚の中に追いやったと、書かれています。

これは(↓)地元の聖者を埋葬するため360年頃に建設された地下埋葬室。

後にイエスの奇跡「ガダラの豚」巡礼者向けの教会に改装されました。


実はこの地域の近くに最近まで「メスの豚」名付けられた村があったそうですが、
現在のヨルダンはイスラム教国家のため、村の名前は変更されたようです。

ガダラについておおよそ分かっている歴史は、
プトレマイオス朝の紀元前約200年以降、
セレウコス朝やユダヤ・ハスモン家の支配等を経て、
紀元前64年のローマ・ポンペイ将軍支配以降、
都市として飛躍したとのこと。
8世紀頃までは多くのクリスチャンがこの地にいました。

その後、地震等の影響で都市は衰退するのですが、
1960年代以降の近年に入り、この地域(ゴラン高原)は中東戦争で、
特にシリア・イスラエル間の領地争いの激しい戦いの場でもありました。

ウンムカイス遺跡はゴラン高原の南端の小高い山にたち、
これが(↓)ゴラン高原のはじまり、奥に見えるのがガリラヤ湖。


そして、高原の麓の村々も見えますが(↓)
手前はヨルダン領、奥に見える村は
イスラエルとシリアで現在も領地争いをしているそうです。

ウンムカイス遺跡の中のレストラン2009-11-03 07:47

ウンムカイス遺跡の中には
オスマントルコ時代に女学校だった建物があり、
現在はレストランとなっていました。

テラス席に座れば、ゴラン高原の壮大な景色が見れるのですが、
寒かったので、室内に座りました。
寒くなりましたが、テラスにはブーゲンビリアもまだ咲いてキレイ(↓)


室内の席でも窓越しに見えるゴラン高原はとっても素敵(↓)


アラブ料理を注文しました。

定番のラム肉やチキンのグリル、豆ペースト(ハモス)、
パセリサラダ(タブーレ)、ヤギのチーズ等々です。
美味しかったです(↓)


壁に古い写真が飾ってあり、興味深かったので撮影してみました。

この地域のクリスチャンです(↓)


一般的な村人だと思います(↓)


ベドウィン(砂漠の遊牧民)の古い写真だと思います(↓)


村の女性たちだと思います(↓)
今でも頭の上に荷物をかつぐ様子は時折見かけます。

イラク北東部のエルビル市2009-11-05 06:14

イラク北東部にクルド人の自治地域であるクルド自治区があります。
首都はエルビル、アンマンやウィーン等からの直行便があります。

アンマンからのフライトは国連関係者の姿をよく見かけます。
エルビル空港に到着したロイヤルヨルダン航空(↓)いつも満席です。


ウィーンからのフライトは欧米のビジネスマンが多いそうです。
クルド自治区ではこれまで隣国トルコとの貿易も多かったのですが、
最近では基本インフラや投資法の整備も着々と進め、
その他の欧米諸国間との投資機会の拡大に力を入れています。

そのためエルビル市内の目抜き通り等の道路インフラも
しっかりと整備されています(↓)


さて、クルド人とはトルコ、イラク、イラン、シリアの国境近辺の先住民族で、
公用語はアラビア語ではなく、クルド語です。
イラクはクルド自治区以外の公用語はアラビア語です。

ですので、市内の看板もこの通り(↓)
左から、英語、アラビア語、クルド語の順に表示されています。


エルビル市内の商店等の様子を撮影してみました。

CD屋さん(↓)
クルドミュージックを聞いてみたかったので、数枚を購入してみました。


酒屋さん(↓)


アサヒスーパードライ発見!
ドイツで作られたものだそうなので、
日本と同じ味か分かりませんが、
アンマンに売ってないので何本か購入してみました(↓)
お値段はワンケース買うと、500ml缶1本1ドル程度。


ヨルダンでもお馴染み、水タバコショップ(↓)
ヨルダンでは水タバコのことをアルギーラと呼んでますが、
呼び名は中東の国で様々です。

水タバコは中東地域で発展した特有の喫煙具を利用したタバコで、
果物等のフレーバー付けがされています。
容器は色とりどりでキレイです。

着々と進むインフラ整備@イラク、エルビル2009-11-07 04:31

秋も深まるイラク、エルビル市郊外の様子です(↓)

前回来たのは約5ヶ月前ですが、
停電時間が以前より随分と少なくなったと感じました。
最近、クルド自治政府のネチルバン・バルザーニー前首相が、
1年半前のエルビルでは、1日4時間しか電気が供給されなかったのに対し、
現在は21時間にまで回復した、と発言したとのことですが、
確かに実感できます。

停電が頻繁に起こり、しかもいつ回復するか分からない状況にあると、
何事も電気があるうちに済ませてしまおうと、大変焦ります。
宿泊しているホテルは停電すると水道(ポンプ)も止まってしまうため、
シャワーは今のうちに済ませよう、
ドライヤーは今のうちに使おう、
ネットやメールも今のうちに見よう、
携帯やデジカメの充電も今のうちに済ませよう、
或いはエレベーターに乗るのをやめよう、
電気がつかないからもう寝よう、などといった具合です。

ただし、電力供給も急ピッチで回復しているとはいえ、
まだまだイラク全土では大幅に足りていない状況です。

エルビル市内の送電線(↓)
近くにある変電所は厳重なセキュリティで中の様子は全く見えませんでした。


市内では大型ホテルの建設風景も見受けられ(↓)
(世界金融危機による不況の影響か、工事が中断している物件もありますが)


小さな商店の建設も至るところで見受けられます(↓)

おもしろいな、と思ったのは
仮設用の資材に竹や木材を大量に利用し、
建設工事中の床(スラブ)を支えていること。
こうした風景は昔の香港で良く見かけ、
特に香港の場合は大規模ビル工事でもこうした手法とっていたため、
圧倒された記憶があります。


国際会議もできる大型のコンベンションセンターもあります(↓)

最高の夕日とイラクNo.1ケバブ2009-11-09 07:38

今日もイラク・クルド地域に沈みゆく夕日。
秋空の澄んだ空気を肌で感じ、とっても素敵(↓)


エルビル市内中心部の夜景(↓)


中東の中でもイラクのケバブは美味しいとされ、
イラクの中でもエルビルのケバブがもっとも美味しいと有名です。

ヨルダンも含めてこの地域のケバブは、
ラム肉100%の挽肉を串焼きにしたもの(↓)


市場の奥深くにある行列のできる店で、
最高のケバブを食べました(↓)

おお~なんともジュ~シ~!外はカリッ!中はフワフワ!
確かにヨルダンで食べたどのケバブよりも美味しい!


ケバブを楽しんだ後は、
甘~い紅茶を飲むのがクルドスタイル(↓)


お腹一杯で大満足なのに、
市場入り口でついついアイスを。。。(↓)
すごい色だけど、まあまあです。

アイス屋さんのおじさんたち(↓)

8000年の都、エルビル都城2009-11-14 08:47

イラク、エルビル市中心部の航空写真です(↓)
放射線状に都市が広がるのが分かりますか?

航空写真の中心を拡大してみてください。
この放射線状に広がる都市の中心にあるのがエルビル都城です(↓)


大きな地図で見る


イコモス(International Council on Monuments and Sites)によれば、

8000年前からの都市居住痕跡があり、
世界で最古の都市ではないかと推測されています。

都城の形状は直径400mやや変形した円形を保ち(↑)

城壁に囲まれ、小高い丘の上に立ちます(↓)


考古学調査では紀元前3000年前のアッシリアからはじまり、
その後の古代メソポタミア・バビロニア、ペルシャ、ギリシャ、
プレ・アラブ時代の痕跡が明確に示されています。

都城内は道路や住居がひしめきあい、モスクや小さな広場もあり、
街として活き活きしていた様子が思い起こされます。
路地の様子(↓)


ごく最近まで都城内に人々が住んでおり(↓)
観光開発に取り組む市の方針で住民は移転しました。


路地から見た中庭付の住居(↓)
火災があった模様。


海外からの支援により、修復工事が進められています(↓)


中庭噴水付の建物、ホテルとして利用されていたそう(↓)


かつてのホテルの中の様子(↓)


都城内の建物を観光客用のショップとして利用(↓)


クルド地域の民族帽が展示されてました(↓)

クルド地域伝統柄の絨毯も販売(↓)