イラク電力回復への道 ― 2009-09-29 23:53
イラクの電力需要は現在1万MWを超えているにも拘わらず、実際の供給量はその約半分です。
常時慢性的な停電が発生しており、裕福な一般家庭では大型の自家発電装置を購入し、なんとか電気をまかなっているものの、多くの市民は停電中、夏は猛暑の中、冬は暗闇の中、ひたすら電気の回復を待つ生活を送っています。
足りない電力を物理的に補うためには、電力事情の実態を正確に把握した上で、燃料の確保、関連施設の回復、電気料金回収システムの整備、環境に配慮した施設運営等が必要です。
さらに、これらの関連業務を監督する組織、計画する組織、実施する組織の体制も併せて整備する必要があります。
前者については、電力需給ギャップを緊急的に埋め合わせるため、イラク国内では多くの発電所整備事業や送配電網整備事業が公的機関や民間企業により進められていますが、後者についてはこれまでの復興途上の混乱もあり、十分に取り組むことができませんでした。
今後は国全体で安定した電力が供給できるための体制づくりを急ぐ必要があり、その上で実現可能な国家全体の電力開発目標・計画を構築することが重要となります。 イラク、クルド地域の首都エルビル。
中国企業によるソーラーパネル外灯が実験的に設置されています。
常時慢性的な停電が発生しており、裕福な一般家庭では大型の自家発電装置を購入し、なんとか電気をまかなっているものの、多くの市民は停電中、夏は猛暑の中、冬は暗闇の中、ひたすら電気の回復を待つ生活を送っています。
足りない電力を物理的に補うためには、電力事情の実態を正確に把握した上で、燃料の確保、関連施設の回復、電気料金回収システムの整備、環境に配慮した施設運営等が必要です。
さらに、これらの関連業務を監督する組織、計画する組織、実施する組織の体制も併せて整備する必要があります。
前者については、電力需給ギャップを緊急的に埋め合わせるため、イラク国内では多くの発電所整備事業や送配電網整備事業が公的機関や民間企業により進められていますが、後者についてはこれまでの復興途上の混乱もあり、十分に取り組むことができませんでした。
今後は国全体で安定した電力が供給できるための体制づくりを急ぐ必要があり、その上で実現可能な国家全体の電力開発目標・計画を構築することが重要となります。 イラク、クルド地域の首都エルビル。
中国企業によるソーラーパネル外灯が実験的に設置されています。



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