アンマンのクリスチャン村、フヘイス2010-01-17 07:24

今年は中東全体で暖冬、今週末もとても家でじっとしていられない、
ポカポカ陽気です。

ということで、アンマンでも一番大きいショッピングモール、
City Mallに買い物に行ったあと、
そこから5km程度離れた、クリスチャンの村
フヘイス村(Al-Fuheis)にぶらぶらと出かけてみました(↓)


ここは特段観光地ではなく、住人の9割以上はクリスチャンで、
サルトにも程近い所にあります。

City Mallからフヘイス村への道のりはこの通り緑いっぱい(↓)


アンマンに住んでいて不思議に思うのは、5km、10km、15km、
といった短い距離を走るだけで
突然緑園地帯に出たり、砂漠に出たり、岩山に出たりで、
風景があっという間に変化すること。
高低差が著しいため、わずかな距離で天候や土壌の状況が
大きく変化するみたいです。

村の中を走っていると古い石造りの家を時折見かけます。
これは100年ぐらい前の家でしょうか(↓)
現在のヨルダンでは地方でももっぱらコンクリートブロック等の近代材料を用いた家に変わり、こうした家は殆ど見かけることができません。


ペトラにあるTaybet Zaman(タイベ・ザマン)ホテル
こうした家々を復元した客室になっています。

この家は空き家でした(↓)


玄関の上には十字架(↓)


村の中には他にも石造りの家が点在していました(↓)


そして、村の広場もこの通り、イエス・キリストの人形(↓)


教会も沢山あり、遠くの山の緑がきれいです(↓)


何でしょうか?イブラヒム神父寄贈と書いてありました(↓)


イスラム教徒に多い名前の一つにイブラヒムがあるので、
ムスリムだけにゆかりがあるのかと思い込みがちですが、
考えて見れば預言者イブラヒム(もしくはアブラハム)は
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のそれぞれに「親愛なる父」として登場しています。

さて、一息つくために町のカフェに入りました(↓)


Zuwwadeh(ズワーデ)というところで(↓)


石造りの落ち着いた雰囲気で(↓)、なかなかお勧めです。


休憩にはやっぱりこれ!
ヨルダンで一番飲まれているビール、アムステル(↓)
(ビールしか飲まなかったのですけど、メニューを見たらアラブ料理も充実、
朝10時からのアラブ・ブレックファストも有り)


アラビーな絵も飾ってあり(↓)


毎日、夜8時から生演奏もあるみたいです(↓)


ということで、今度は夜来たいと思います。